4トンが月に刺さった
ライブドア経由の報道では、残骸は約4トン、衝突速度は時速約8690キロ。月面に直径約18メートル・深さ約4メートルのクレーターができる予測で、NASAが確認する方針だ。ITmedia側はNASAの「確率100%」を見出しに据えてて、言い切り方が強め。
数字だけ並べると工事現場の杭打ちみたいな話なんだが、現場は真空の月面だ。肉眼で見える穴じゃないのに、週刊の見出しにはちょうどいいサイズなのが草。
幸福投資委員長 @SocialWelfare5 ・8月6日【悲報】 スペースX、クソ決算&月衝突、大暴落でオワタ😱 >【スペースX赤字850億円 4-6月期】
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🔥 話題の火元ライブドアニュース @livedoornews ・8月6日【確認へ】スペースXのロケット残骸、時速8690キロで月面に衝突か https://news.livedoor.com/article/detail/31996645/ 残骸は重さ4トンで、月面には直径約18メートル、深さ約4メートルのクレーターができたと予測されている。NASAは今後、新たなクレーターができたか確認する方針。
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ガスまで見えたらしい
天文学者の阿部新助氏の整理だと、ファルコン9上段は月縁付近のEinstein/Bellクレーター近傍に落ちた。アリゾナのローウェル天文台が、衝突に伴うナトリウムとリチウムのガスプルームを検出したという。サイズは数十キロ、続くのは衝突後5〜10分くらい。
要するに「落ちたっぽい」で終わらず、分光でガスまで拾ってる。この辺からニュースが天文メモに化ける。打ち上げ実況より地味なのに、数字の並びがかっこいいんだよな。
🔥 話題の火元天文学者 阿部新助 Dr. Avell @AvellSky ・8月6日【速報】月面衝突にともないナトリウムとリチウムガスが放出! SpaceX Falcon 9 上段が月縁付近の Einstein/Bell クレーター近傍に衝突 ローウェル天文台(アリゾナ州フラッグスタッフ)が衝突起因のプルームを検出。ナトリウムおよびリチウムのガスプルームが検出され、プリュームサイズは数十km、継続時間は衝突後5〜10分 観測手法: ①高速イメージングによる閃光(continuum flash、継続時間 sub-second の予測) ②4.3 m Lowell Discovery Telescope のロングスリット分光による Na, Liガスプルームの検出。 後者が成功した模様。 #LunarImpact #月面衝突 #ファルコン9 #Falcon9
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宇推くりあ🚀❤️🔥内閣府 準天頂衛星みちびきアンバサダー @clearusui ・8月5日月にFalcon9が衝突するかも!?ってやつ、今日だったよね!?!?
やらかし認定が早すぎる
航空宇宙系の解説では、月投入軌道に載せた第二段が月面に落ちるのは想定内、という指摘が残ってる。「スペースXが事故った」みたいに読むのは見出しの勝ち負けだ、と。
分かる。失敗の絵が欲しい週に、月の穴は都合がいい。探査機の計画衝突みたいな定番の落下記録と、今回の使用済み上段は同じ棚の話なんだが、見出しは事故ログに寄せたがる。でもスターシップ13回目みたいな飛行試験と、使い終わった上段の行き先は別メニューだ。同じ社名で全部を一本にしないでほしい。
MASA(航空宇宙・軍事) @masa_0083 ・8月6日リプライ欄を見てちょっとげんなり。月投入軌道で第二段ロケットが月面に落ちるのは当たり前なのに、なんかスペースXがやらかしたみたいな受け取り方をしてる人がいるんだ……。
🔥 話題の火元ITmedia NEWS @itmedia_news ・8月5日NASA「確率100%」 SpaceXの使用済みロケットが月に衝突か https://www.itmedia.co.jp/news/article/2608/05/2000000404/
編集部の視点
探査機の計画衝突や古いロケット段の落下記録は、天文ニュースの定番枠にある。新しいのは見出し側で、「SpaceX」「時速8690キロ」「18メートル」を同じ行に並べただけで週刊ネタになる。
確認前でも数字を3つ置けば画面は埋まるのに、観測側はプルームの分光で裏を取りに行く。速さの見せ方が違う。
初決算で二桁安の週に月面衝突も重なったが、上段の軌道力学をロックアップ解除と結びつける必要はない。
穴の確認写真が出たら直径の誤差で盛り上がり、18が15か22か、月の測量がトレンドになるなら面白い。とりあえずNASAの表を待つ。