1%だよ。ゼロじゃない
中身は短い。飲食料品を1%にして、2年。理由はレジ改修が0%より早い、という説明だ。27日前後から回っていた方針会見の続きで、30日は党内役員会のあとに数字が固定された感じだ。
TLの一部は「誰も1%なんて望んでない。円安を止めろ」で一刀両断。減税の話なのに、刺さるのは為替と購買力の方。分かる。袋の中身が軽く見えるのは税だけじゃなくて、円の値段の問題でもある。
🔥 話題の火元ゆな先生 @JapanTank ・7月30日高市総理は国民の財産を毀損させるのもうやめていただけませんかね 誰も消費税1%なんて望んでない。円安を止めてくれといってるのよ。
![]()
Shoko Egawa @amneris84 ・7月30日2年後にも高市政権なのか…………な?
いちばん長いのは「戻す」
報道各社が拾ったのは、減税そのものより「2年後に確実に戻す」の方だった。ライブドアも見出しで「確実に戻す」と強調してる。消費減税の型解説で書いたとおり、食料品1%は所得連動給付までのつなぎの一案で、戻しとセットにすると「一時的」の看板が立つ。
朝日社説が「お財布に穴」と書いた、という門田のまとめも回った。財務省の論理をそのまま書いてる、という読み方と、社会保障財源を守れという読み方が同じ一文の上で殴り合ってる。
🔥 話題の火元ライブドアニュース @livedoornews ・7月30日【強調】消費税率「確実に戻す」と高市首相 https://news.livedoor.com/article/detail/31950383/ 高市早苗首相は、飲食料品の消費税減税が終了する2年後に「私が責任を持って確実に税率を元に戻す」と強調した。
門田隆将 @KadotaRyusho ・7月30日高市首相が飲食料品の消費税率を来春から2年間1%に下げると表明した事に朝日が社説で反発。「高齢化がピークに近づく2040年を前に社会保障を支える“お財布”に穴を開ける。政治が守ってきた一線を越えた」と。財務省の論理そのまま。失政30年の反省なき財務省に未だつき従う朝日
拍手列と、党内基盤の記事
一方で「ガソリン暫定税率を廃止し、消費税減税までやった」と持ち上げるまとめも強い。減税二段トレンドの延長で、数字より「やっとやった」感が燃料だ。
日経っぽい「閣議決定しても党内基盤に影響」系の見出しには、「公約実行で基盤が危ういって何の理屈」と突っ込んでる。ここは政策の中身じゃなく、実行すると党内が割れるという永田町の癖への呆れだ。食料品消費税の中身を知ってる人ほど、1%の中身より党内の足の引っ張りに目が行く。
🔥 話題の火元NewsNews.Today @newsnews_today ・7月30日「廃止するのは絶対に無理だ」と言われ、1974年(昭和49年)から50年間も続いた理不尽な「ガソリン暫定税率」を廃止し、消費税の減税を初めて成し遂げた首相、高市早苗。 ほんと凄いよ、この人は…😅
![]()
リフレ女子 @antitaxhike ・7月30日「閣議決定にこぎつけても高市早苗首相の党内基盤に影響する可能性がある」 公約実行したら党内基盤が危うくなるなんてどんな理屈なんだよ。危うくなるのはむしろ平然と公約違反を公言する小渕優子や河野太郎のような人間の基盤だろ。あまり愚かな記事ばかり書くもんじゃない https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA30A270Q6A730C2000000/?n_cid=dsapp_share_ios
編集部の視点
会見の骨格はカレンダーだ。来年4月に飲食料品1%、その2年後に所得連動の給付を本格導入して税率を8%に戻す、と並べてある。8月に方針を固めて秋の国会に法案、という段取りも口に出た。
減税のニュースなのに、いちばん拡散しやすいのが「戻す」の一文なのが面白い。時限装置の説明が、そのまま次の選挙の材料になる。
1%は袋の中で見えにくく、戻す宣言はマイクの前で見えやすい。見えやすい方がトレンドになる。
次のバズは、たぶん減税の初日じゃなく、戻す前日の天気予報だ。